土地建物・相続手続専門
土地家屋調査士・行政書士松景事務所

こんにちは、ブログをご覧いただきましてありがとうございます。

固定資産税の通知が届く時期になりました。
毎年送られてきて納税額にため息をつくわけですが・・・
この時期によくあるお問合せがあります。
「建物はわかるんだけど、この土地って一体どこにあるんでしょう？」

ご自宅の土地と建物だけだったらわかりやすくていいんですけど、ご自宅以外にも不動産を所有されている方は全部が全部把握できていないこともあるようです。

「○○町字△△1番」と書かれていて、
「うちは○○町□番●号だし、字△△なんて知らない。」という方や「このあたりに土地を持っているっていうことは聞いているけど行ったことがないしわからない。」という方まで様々です。

ご自身で購入された土地だったらわかるのかもしれませんが、先代の方々が購入された土地や所有されていた土地を相続された場合はわからないことが多いようです。
そして、調べてほしいということになるわけです。

この調査、実は費用をかけずにご自分である程度は行うことができるんです。
以前書いた、法務局にあるブルーマップという地図であれば土地の地番が書いてありますので探す手間はかかりますがご自分で探すことができます。

場所にもよりますがピンポイントで特定できることもあります。逆に個人名義の道路などの場合は正確な位置までは特定できないことがありますがおそらくこの辺りだろうというところまでは辿り着ける可能性はあります。
田んぼや畑でしたら農地ナビというホームページから検索することもできます。

「わからないけど特に困ってないからそのままでいいや。」かもしれませんが、草が茂っているからなんとかしてほしい。土地の境界がわからない。など後々問題が起きるかもしれません。
後の世代を困らせないためにもわからない土地があるときはご自身の代で探しておきましょう。