土地建物・相続手続専門
土地家屋調査士・行政書士松景事務所

こちらのページでは終活支援についてご案内しております。

以下のような方はこちらをご覧ください。

エンディングノートとは、「これまでの人生を振り返り、人生の最期に向けてご自身のことを書き記すノート」です。
これまでの人生でどういう出来事があったのか、どういう想いがあったのかを振り返り、これから先のどのように過ごしたいか、最期はどのようにしてほしいのかを大切な方へ伝えるために役立ちます。

エンディングノートと遺言書は似ているようで実は違う部分があります。
違いを表にしてみました。

エンディングノートはご覧の通り特に決まりがありませんので、これまでの思い出、お葬式や亡くなった後の手続、大切な方へのメッセージなどご自身で自由に書くことができます。
ただし法的な効力はありませんので、こうしてほしいと書いたから必ずそうしてもらえるというわけではありません。財産の分け方などでこうしてほしいという想いがあるときは遺言書の作成をお勧めします。

自由に書くことができるとお伝えしましたが、エンディングノートに書く代表的な内容について触れておきましょう。こちらも表にしてみました。

いろいろな種類のエンディングノートがありますが、これらの内容が共通しています。
ここに書かれていること以外のことでも伝えたいことがあるときは自由に書いてかまいません。
内容を見てみると、ご家族が困らないように道しるべを作っているイメージでしょうか。

どうやって書いたらいいのかわからない・・・
書き始めてみたものの、途中で挫折してしまった・・・
ということをよく耳にします。ここではいくつかポイントをお伝えしようと思います。

1.まずは全部のページをパラパラめくってみましょう。
2.最初のページから書かなくても大丈夫です。
3.一度に全部を書く必要はありません。
よし、これから書こう！と思って最初のページから書き始めてはみたものの、途中で考え込んでしまう項目があったりだんだん疲れてしまってそのまま挫折してしまうこともあるかもしれません。
まずは全部のページをパラパラめくってみて、書きやすいところや書きたいところから少しずつ無理をせずに埋めていきましょう。

これまでエンディングノートについてお伝えしてきましたが、いくつか気をつけてほしいことがあります。

1.書いたことを伝えましょう。
2.保管してある場所を伝えましょう。
3.書いた日付を記入しておきましょう。
4.定期的に見直しましょう。
5.どうしてそう考えたのか理由を書いておきましょう。

せっかく書いても見てもらえないと想いは伝わりません。
書いたことと保管してある場所をご家族に伝えておきましょう。
またご自身の環境が変わることもありますので、いつ書いたものなのかわかるように日付を入れ、定期的に見直しましょう。
そしてどうしてそう考えたのか理由を書いておきましょう。ご家族の方や大切な方がエンディングノートを見たときに、「どうしてそう考えたんだろう？」と困惑させてしまうかもしれません。
普段からお話されていれば伝わるかもしれませんが、そういった機会がないときは「本当にそうしていいんだろうか？」と悩ませてしまうかもしれません。理由を書いておくことで想いが伝わりご家族や大切な人を困らせずに済むかもしれません。

エンディングノートを書きたいけどひとりでは難しい・・・という方のために作成のお手伝いをさせていただいております。必要に応じて戸籍や登記などの資料収集のお手伝いもいたします。